2007年10月11日

100マイルダイエットを経済的に見ると…

前に少し、バンクーバーで100マイルダイエットという動きが起こっていることを書いた。

自分が住んでいるところから100マイルのものしか食べないことで、

食べ物が輸送されるときに消費される石油・発生する二酸化炭素を減らすわけだ。







僕が住んでいるところからバスで5分くらいのところにあるキツラノというところに住んでいる

ジャーナリスト夫婦が始めた運動なのだが、

僕個人としては、個人ができる環境に優しい行動として注目している。








でも、経済的に見て、100マイルダイエットは、非効率を推し進める。

たとえば、バンクーバーで無理やり米を作るのと、

カリフォルニアから米を輸入するのは、環境へのコストを無視すると

確実に、カリフォルニアから輸入するほうが向いている。

カリフォルニアの人はお米を作って、バンクーバーの人はサーモンを取る。

これが1番効率的だ。











おいおい、環境の話しているのに、効率・非効率は関係ないだろ、

という声が聞こえてきそうだが、そうでもないと思う。

たとえばトヨタは効率化を推し進めた結果、プリウスなどのハイブリッドカーを開発した。

シャープが太陽光発電に力を入れるのも、別にシャープが環境マインド溢れる会社だからではなく、

太陽光をエネルギーに変えれたら効率的だからだ。









これが全員ローカルの食べ物しか食べないと、

効率化へのプッシュ要因がなくなってしまい

環境へのイノベーションも起きなくなるのではないか。

(たとえば二酸化炭素を排出しない輸送方法などが開発されるかもしれないのに、

100マイルダイエットはその必要をなくす。)








短期的に見たら、100マイルダイエットは素晴らしい運動だと思うけど、

長期的に見たら、果たして…??

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posted by バンクーバー at 13:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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